【SNMPの機能について】
このHPはSNMPの機能(概要、基本コンポーネント、MIB)についてまとめたものです。
1-1 SNMPとは
SNMPとは、ネットワーク管理を行うためのプロトコル。ネットワーク管理者はSNMPを使用すると、大規模なネットワーク上の様々なネットワーク機器を、監視及び制御することができる。
SNMPは、「SNMPマネージャ」と「SNMPエージェント」間の通信を行う際に用いられ、「UDP」上で動作し、ポート番号には、「161(SNMP)」と「162(SNMP-Trap)」が予約されている。
SNMPでやり取りされるパケットは、IPヘッダとUDPヘッダの後に、SNMPメッセージが含まれたもの。

1-2 基本コンポーネント
SNMPは、ネットワーク管理ステーションとネットワーク要素という2つの大きな要素からなるアーキテクチャを持つ。SNMPを利用して通信機器を管理するための、4つの基本的なコンポーネントが定義されている。
【基本コンポーネント1】:SNMPマネージャ
SNMPマネージャは、SNMPエージェントが持っている管理情報を収集・監視するアプリケーション。管理対象のノードを管理するには、このSNMPマネージャの管理アプリケーションを利用する。
【基本コンポーネント2】:SNMPエージェント
SNMPエージェントは、SNMPマネージャの要求を受け入れたり、障害を通知したりするプログラム。殆どのネットワーク機器、サーバに実装されている。
【基本コンポーネント3】:管理情報
管理対象ノードが持つSNMPエージェントが管理している情報。
【基本コンポーネント4】:管理プロトコル
SNMPマネージャとSNMPエージェント間の通信を行う際に用いられるプロトコル、つまりSNMP。

1-3 MIB
SNMPは、SNMPマネージャとSNMPエージェントの間で、SNMPパケットを使用して情報をやり取りする。
各SNMPエージェントでは、動作している機器の情報を集める。 集めたシステムの情報は「MIB」というツリー構造のデータベースに格納される。
エージェントには様々な種類があるため、ほぼ全ての機器が共通で持っている情報もあれば、特定の機器しか持っていない情報もある。
管理情報のデータベースには、様々な情報が入っている。SNMPマネージャがSNMPエージェントに問い合わせを行うと、SNMPエージェントは、問い合わせがあった項目を、自身が管理している管理情報のデータベースから検索し、SNMPマネージャーに対して、求められている情報管理についての値を応答する。

MIBに格納されている情報を「オブジェクト」といい、それぞれ「OID」というオブジェクトを識別するための識別子が付けられている。OIDとは、ツリー構造のスタートからの各要素の番号を順番に並べたもの。
オブジェクトツリーから、あるノードのOIDを決定する場合は、ルートノードから目的のノードまでたどっていった途中のノードを列挙していく。
その列挙されたノードがOIDとなる。
各ノードには、名前だけではなく識別子として番号が振ってある。そしてこの番号と各階層のノードは1対1の関係にある。
以下の例で「ノードL」のOIDをこの数値で表すと、以下の様になる。
※ルートノードは省略する。
.1.2.4

MIBによって分類しされた情報は、ツリー構造で管理され、第一階層には、「ccitt(0)」、「iso(1)、「joint-iso-ccitt(2)」という3つのノードがあるが、このうち、SNMPに関連するノードは「iso(1)」のみ。
そこからさらに細かく枝分かれしている。
枝分かれする時の分岐点を「ノード」、その先の管理情報が記録される部分を「オブジェクト」と呼ぶ。

このMIBには、「標準MIB」と「拡張MIB」がある。
■標準MIB
「標準MIB」は、MIB-1、MIB-2、ベンダーが個別に定義したMIBからなる。現在ではMIB-2を使用するのが主流。
標準MIBは、TCP/IPで標準化されている管理対象の集合。それぞれ11のグループに分類されている。

MIB-2サブツリーにはネットワーク機器を関るする上で、一般的な管理対象オブジェクトが定められている。
「標準MIB」は、「iso.org.dod.internet.mgmt.mib-2(1.3.6.1.2.1)」配下にあるOIDのことを指す。

■拡張MIB
ネットワーク機器やベンダーに依存する管理対象オブジェクトを定めたサブツリーも用意されている。これが「enterprise」サブツリー。
enterpriseサブツリーは「private」サブツリーの下に位置する。
「拡張MIB」は、標準MIBの管理対象以外に、ベンダーが独自に用意したMIBであり、「プライベートMIB」とも呼ばれる。ベンダーや装置によって、情報が異なる。
拡張MIBによって、自社の通信機器の特性に適応した管理が可能となる。
拡張MIBは、「iso.org.dod.internet.private.enterprises(1.3.6.1.4.1)」配下にあるOIDで、これらサブツリーは、ベンダーや組織、個人などに割り当てられていて、それぞれのベンダーや個人で自由に管理対象オブジェクトを定めることが可能。

このHPはSNMPの機能(概要、基本コンポーネント、MIB)についてまとめたものです。
1-1 SNMPとは
SNMPとは、ネットワーク管理を行うためのプロトコル。ネットワーク管理者はSNMPを使用すると、大規模なネットワーク上の様々なネットワーク機器を、監視及び制御することができる。
SNMPは、「SNMPマネージャ」と「SNMPエージェント」間の通信を行う際に用いられ、「UDP」上で動作し、ポート番号には、「161(SNMP)」と「162(SNMP-Trap)」が予約されている。
SNMPでやり取りされるパケットは、IPヘッダとUDPヘッダの後に、SNMPメッセージが含まれたもの。

1-2 基本コンポーネント
SNMPは、ネットワーク管理ステーションとネットワーク要素という2つの大きな要素からなるアーキテクチャを持つ。SNMPを利用して通信機器を管理するための、4つの基本的なコンポーネントが定義されている。
【基本コンポーネント1】:SNMPマネージャ
SNMPマネージャは、SNMPエージェントが持っている管理情報を収集・監視するアプリケーション。管理対象のノードを管理するには、このSNMPマネージャの管理アプリケーションを利用する。
【基本コンポーネント2】:SNMPエージェント
SNMPエージェントは、SNMPマネージャの要求を受け入れたり、障害を通知したりするプログラム。殆どのネットワーク機器、サーバに実装されている。
【基本コンポーネント3】:管理情報
管理対象ノードが持つSNMPエージェントが管理している情報。
【基本コンポーネント4】:管理プロトコル
SNMPマネージャとSNMPエージェント間の通信を行う際に用いられるプロトコル、つまりSNMP。

1-3 MIB
SNMPは、SNMPマネージャとSNMPエージェントの間で、SNMPパケットを使用して情報をやり取りする。
各SNMPエージェントでは、動作している機器の情報を集める。 集めたシステムの情報は「MIB」というツリー構造のデータベースに格納される。
エージェントには様々な種類があるため、ほぼ全ての機器が共通で持っている情報もあれば、特定の機器しか持っていない情報もある。
管理情報のデータベースには、様々な情報が入っている。SNMPマネージャがSNMPエージェントに問い合わせを行うと、SNMPエージェントは、問い合わせがあった項目を、自身が管理している管理情報のデータベースから検索し、SNMPマネージャーに対して、求められている情報管理についての値を応答する。

MIBに格納されている情報を「オブジェクト」といい、それぞれ「OID」というオブジェクトを識別するための識別子が付けられている。OIDとは、ツリー構造のスタートからの各要素の番号を順番に並べたもの。
オブジェクトツリーから、あるノードのOIDを決定する場合は、ルートノードから目的のノードまでたどっていった途中のノードを列挙していく。
その列挙されたノードがOIDとなる。
各ノードには、名前だけではなく識別子として番号が振ってある。そしてこの番号と各階層のノードは1対1の関係にある。
以下の例で「ノードL」のOIDをこの数値で表すと、以下の様になる。
※ルートノードは省略する。
.1.2.4

MIBによって分類しされた情報は、ツリー構造で管理され、第一階層には、「ccitt(0)」、「iso(1)、「joint-iso-ccitt(2)」という3つのノードがあるが、このうち、SNMPに関連するノードは「iso(1)」のみ。
そこからさらに細かく枝分かれしている。
枝分かれする時の分岐点を「ノード」、その先の管理情報が記録される部分を「オブジェクト」と呼ぶ。

このMIBには、「標準MIB」と「拡張MIB」がある。
■標準MIB
「標準MIB」は、MIB-1、MIB-2、ベンダーが個別に定義したMIBからなる。現在ではMIB-2を使用するのが主流。
標準MIBは、TCP/IPで標準化されている管理対象の集合。それぞれ11のグループに分類されている。

MIB-2サブツリーにはネットワーク機器を関るする上で、一般的な管理対象オブジェクトが定められている。
「標準MIB」は、「iso.org.dod.internet.mgmt.mib-2(1.3.6.1.2.1)」配下にあるOIDのことを指す。

■拡張MIB
ネットワーク機器やベンダーに依存する管理対象オブジェクトを定めたサブツリーも用意されている。これが「enterprise」サブツリー。
enterpriseサブツリーは「private」サブツリーの下に位置する。
「拡張MIB」は、標準MIBの管理対象以外に、ベンダーが独自に用意したMIBであり、「プライベートMIB」とも呼ばれる。ベンダーや装置によって、情報が異なる。
拡張MIBによって、自社の通信機器の特性に適応した管理が可能となる。
拡張MIBは、「iso.org.dod.internet.private.enterprises(1.3.6.1.4.1)」配下にあるOIDで、これらサブツリーは、ベンダーや組織、個人などに割り当てられていて、それぞれのベンダーや個人で自由に管理対象オブジェクトを定めることが可能。
